講師プロフィール

講師:藤田 雄大 (本名:Fujita Takeo) 公式ホームページはこちら

<はじめに>

「書は人なり」-これは、書には人間のひととなり(内面・心)が表れることを意味します。ひいては、文字においてもいくら綺麗に見える字を書いても、人としての道を外れたり、心が荒んでいたりしては本当のいい字は書けないということだと考えます。

特に、子ども教室では「書は人なり」を念頭におき、挨拶・言葉遣い等の礼儀作法や書道をする姿勢から指導しています。そして、毎月、競書誌へ出品しながら、向上の喜びを楽しい雰囲気の中で自覚させ、集中力を養うとともに、正しく、美しい文字を身に付けるための正しい姿勢や筆順などの基礎・基本を個人にあわせて手ほどきし、その子の個性を引き出し、伸ばしていく指導を行っていきます。

また、一般(高校生以上)の方の教室では、本格的な古典の臨書から、すぐに役立つ実用書、たまには写経をしてみたり、アーティスト気分でアート文字を書いてみたりと幅広いカリキュラムを、その人のレベルに合わせて丁寧に指導いたします。(子ども・一般とも硬筆(ペン字)あり。)

<プロフィール>

藤田 雄大(本名:Takeo Fujita)

心響会主宰

1970年 兵庫県高砂市生まれ

幼少時代より筆を持つ 1997年 唐津鍾堂に師事

2006年36歳にして脱サラ単身、日本の戦後書道教育の第一人者である故石橋犀水博士創立学校法人扶桑学園日本書道芸術専門学校(静岡県伊東市)の門を叩く

2008年師範科卒業、2009年同校研究科卒業 小久保嶺石、大石分水に師事

卒業後は地元に戻り、書家としての一歩を踏み出すが、芸術全般における書を見つめ直すため、2015年4月 京都芸術大学に入学し、芸術教養学科で学びを深める

2018年3月同校を卒業

現在は、書家として作品制作やボランティア、ワークショップ等の活動をする傍ら、アーティストとして書以外の作品制作や他分野のミュージシャンやダンサー等とも積極的に活動を行っている


経歴

2006.4 脱サラ後、静岡県伊東市にある学校法人扶桑学園日本書道藝術専門学校へ入学
2007.1 ラトローブ(オーストラリア)にて海外初となる個展の開催、また現地小学校にて書道体験のワークショップの実施
2008.3 学校法人扶桑学園日本書道藝術専門学校より文化教養専門課程専門士の称号を授与
2008.3 東京商業書術学会 賞状揮毫士認定試験「書術士」に合格
2008.3 同校師範科を卒業
2008.8 専門学校の夏休みを利用して、母校である阿弥陀小学校の生徒を対象とした書道教室ボランティアを実施
2008.9 中国洛陽市竜門石窟を訪問し、“竜門二十品”について論文を作成
2009.1 高砂市長へ作品『創』進呈。後の一文字シリーズの第一作目となり、市長の在任期間において12作品を進呈
2009.3 同校研究科を卒業
2009.4-5 帰郷後、四国八十八ケ所霊所を全て歩いて巡礼
2009.7 神戸市にて帰郷個展を開催
2010.1 加古川養護学校で書道パフォーマンスや書初め大会のワークショップを実施。(以来、毎年の恒例行事となり現在も継続中)、
2010.3 高砂市勤労会館跡地の記念碑に銘文を揮毫
2010.6 高砂市より姉妹都市ラトローブ(オーストラリア)へ親善大使として派遣され7日間滞在
2010.8 高砂市内全10校の各小学校にて夏休み書道教室のボランティアを実施。以来、毎年夏・冬休みの恒例行事となる
2010.9 神戸市にて個展 “YAKU-BARAI”を開催
2010.10 ラトローブ(オーストラリア) での海外姉妹都市提携10周年記念式典へ出席し、ステージで書道パフォーマンスを実施
在メルボルン日本領事館へ作品を進呈
2011.1 地元ケーブルテレビBAN-BANテレビで半年間の密着取材後、ドキュメンタリー番組 『藤田雄大~書に魅せられたオールドルーキー~』が放映
2011.4 母校である高砂市立阿弥陀小学校の新校舎竣工を祝し、校歌を進呈
2011.6 宮城県南三陸町へ被災地ボランティアとして赴任
その際にご縁があり、被災した工房の看板「入谷Yes工房」を進呈
2011.7 被災地から戻り、自身が主宰を務める心響会の子ども達と一緒に何かできることを探し、作品展『~被災地へ届け!心に響け!ぼくらのメッセージ~』(於 高砂市役所市民ギャラリー)を開催
2011.12 地元ケーブルテレビBAN-BANテレビ年末特別番組『地元からゆく年くる年2012』へ生出演し、
書道パフォーマンスを実施
2011.12-1 心響会子ども年賀状展2012(於 高砂市役所市民ギャラリー)を開催し、以来、毎年の恒例行事となる
※現在は、高砂市役所新庁舎建設中のため、一時中断
2012.7 神戸市にて、藤田雄大・Louis Patterson二人展 『BIRTH SPACE』 を開催
2012.7 心響会の子ども達による「がんばれニッポン!ロンドンオリンピック応援メッセージ展」(於 高砂市青年の家)
を開催
2014.5 香川県高松市で開催された「ALL JAPAN PROJECT」のイベントにおいて、日本の伝統文化11ジャンルのコラボパフォーマンスに書道家として参加
2014.5 第28回武蔵伊織剣道大会にて、高砂市制60周年記念イベントとして5M×5Mの大紙に書道パフォーマンスを実施
2014.6 高砂市立鹿島中学校創立40周年記念にあたり、その記念式典に招待され、作品『挑め』を進呈
2014.7 神戸市にて個展『心響~SHIN‐KYO~』を開催
2015.2 某書道会理事に就任
2015 加古川市立加古川養護学校創立50周年にあたり、記念式典に招待され、作品『なかよし』を進呈
2015.4 京都造形芸術大学(現京都芸術大学)通信教育部に入学
2015.6 依頼を受け、兵庫県いなみ野学園にて「書の世界~書に親しむ~」の演題で講演。以後毎年の行事となる
2015.7 ウランバートル(モンゴル)にてグループ展に出展
2015.8 ニューヨーク(アメリカ)にて個展 「The Big Apple」 を開催
2016.1 高砂市立高砂こども園から依頼を受け、子どもたちと書を通じて触れ合い、書道パフォーマンスを実施
2016.4 音楽家の小山実稚恵氏と対談し、その内容が長い歴史を誇るクラシック音楽の老舗専門誌「音楽の友」の連載シリーズに掲載
2016.7 小山氏から依頼を受け、「第2回こどもの夢ひろばボレロ(於宮城県・日立システムズホール仙台)」に参加し、被災地の子ども達に書道ワークショップとパフォーマンスを実施。第3回にも参加、第4回にはステージ用のバックトロップを書き支援
2017.2 パリ(フランス)にて開催の「 SALON DU DESSIN 」に入選し、作品『JINGI』を出展
2017.5 ニューヨーク タイムズスクエアにて史上初となる書道パフォーマンスを実施
2017.7 地元高砂市より書道分野において高砂市史上最年少で「文化奨励賞」を受賞
2017.11 東京都熊谷守一美術館にて個展を開催する
2018.1 某書道会理事を依願により退任する。同時に、公募展への出展をやめる
2018.3 京都造形芸術大学(現京都芸術大学)通信教育部を卒業
2018.8 主宰藤田雄大「心響会」による初となる社中展「第1回心響展」を開催
2018.10 明石市立文化博物館にて「桒年記念個展“のら戌”」を開催
2018.11 エジンバラ大学(スコットランド)にて作品展及び書道パフォーマンス、ワークショップを実施
2019.1 東京での企画展「さまざまな 墨だ!展Ⅷ」に出展
2019.5 ラトローブ(オーストラリア)を再訪し、現地の小・中学校にて書道パフォーマンス、ワークショップを実施
2019.7 文化庁 東京アート&ライブシティ構想実行委員会主催 能特別公演「羽衣」の題字を揮毫し、
会場となる銀座王子ホールにて個展を開催
2019.9 スウェーデン在住の画家中島由夫氏の元を訪れ、約2週間に渡り“アーティストin レジデンス”に参加し、個展を開催
2019.10 主宰藤田雄大「心響会」による社中展「第2回心響展」を開催
2020.3 スペイン セビージャ開催コンテポラリーダンスの現地公演「HASEKURA project」のタイトル文字の揮毫とステージ用作品を制作
2020.1 京都で開催「音×書×踊り」の即興ライブパフォーマンス「滲みつづける」のタイトル文字の揮毫とパフォーマンスに参加
(2020.10月現在)